霊園は行きやすい場所で探そう
2017.03.10

墓地「富士山の見える霊園」「桜並木のある墓地」など、「こんなところで眠りたい」と思えるような霊園はたくさんあります。どれも素敵で選びきれないと思っているなら、価格を比較検討するのはもちろんのこと、行きやすいかどうかで絞ってみましょう。東京近郊の人はとくに、自宅からのアクセスを重視すればするほど墓地の価格が高くなってしまうものです。選び方の視点を立地に置くだけで、だいぶ候補が減らせます。

まずは自分たち夫婦が行きやすい霊園かを検討することはもちろんですが、将来子世代がお墓参りをしに行きやすいかということも、同じくらい重要です。子世代とそう遠くない距離で暮らしていればあまり問題はありません。しかし、そうではない場合は、中間地点で検討しましょう。関東と東北など、あまりに家同士が離れている場合には、思い切って子世代の家の近くにお墓を求めるという考え方もあります。特急が乗り入れている駅の近くを探すのも良い方法です。子世代と相談しながら霊園の適切な立地を探り当てましょう。単純にエリアを検討するだけではなく、アクセスについても良好な霊園でなければ、「行きやすい」とはいえません。例えば、自宅と子ども宅の中間地点で探したらかなりの山奥となってしまうこともあるでしょう。「車で行けば大丈夫」と思うかもしれません。しかし、子世代もやがて高齢者になります。お墓参りに行きたくても、運転ができず行けないということになりかねません。そういった状況になることを予想して、アクセスの良さを調べることが大事です。駅近、駅から直通のバスが出ている、路線バスの停留所がすぐ近くにある、駅からタクシーに乗っても1メーターで行けるなど、車以外の方法で楽にたどり着ける霊園を探しましょう。

エリアとアクセスで霊園を絞ったら、実際に見学へ訪れてみることが必要です。電車やバスなどで霊園まではらくらく行けても、お墓自体が長い階段の上に位置しているようでは、やはり「行きやすい」とはいえないからです。見晴らしの良いお墓は気分の良いものですが、バリアフリーへの配慮がなされていない霊園だと、高齢になったらお墓までたどり着けない危険があります。お墓が高台にあるとしても、ゆったりとしたスロープが用意されていて、車椅子が通れるようなら長くお墓参りに行けるとみていいでしょう。あるいは、景観に問題がなければ、同じ霊園内でも低いところに墓地を求めるのも一手です。高台に位置している墓地よりも安く求められる可能性があり、一石二鳥です。

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